脳汁どばどば。PSVita「ルミネス エレクトロニックシンフォニー」レビュー

PSPで初登場して以来、皆から親しまれている電子ドラッグ「ルミネス」の最新作がPSVitaに登場した。
その名も「ルミネス エレクトロニックシンフォニー」。名前からしてオシャレゲーなのは間違いない。
僕はこの「ルミネス」、存在は知っていたけど今までずっとちゃんと遊んだことはなかった。
友達がPSPでルミネスをやっているのを横から覗いて、美しいサウンドとグラフィックに「こいつオシャレ気取ってやがるな」と変な嫉妬心を抱いたものである。

さてさて、PSVitaはすっかりその勢いを失って、やるソフトがないという深刻な状態で、僕のVitaはすっかり砂になっていた。
まさにその時、キアヌ・リーブス(救世主)のごとく「ルミネス エレクトロニックシンフォニー」のデモが配信された。
僕は浮き足立ってデモをダウンロードし、ヘッドホンをしてプレイし、全身の穴という穴から汁を溢れだしながらその電子ドラッグを楽しんだ。
ルミネスって前髪斜めに切ったようなオシャレ野郎がやるゲームだと思ってたけど、違ったんだ!

ルミネスのルール

ルミネスのルールはいたってシンプル。
2色のブロックを、同じ色同士くっつけて2×2以上の正方形を作ればいいだけ!

テトリスのようにブロックが上から降ってくるので、同じ色で正方形を作ります。
今回は青のブロックで正方形を作ってみる。

青のブロックで正方形を作ったので、ブロックが消えてBGMにマッチしたサウンドが流れて気持ちよくなります。
これを連発させることでどんどん気持ちよくなり、気がつくとパンツがびしょびしょになっていることだろう。
変えのパンツを2、3枚は用意しておきたい。

正方形というのはこんな集合体でも良い。
ルールはたったのこれだけなのに奥深いのだ。

連鎖のコツ

ちまちまブロックを消していても高得点は取れない。
そこでパズルゲームが苦手な人はこの単語を聞いただけで苦笑する「連鎖」の登場だ。
ぷよぷよでファイアーまでしか行けない僕のような人間は、この単語だけで挫折せざるをえない。

そんな時に助けられたのが、公式サイトで公開していたルミネスのプレイ動画。
僕のような初心者は非常に役立つし、連鎖のコツを教えてもらえる。
アメリカザリガニの声の高い方が苦手だったとしても見る価値は充分にあるだろう。

http://www.ubisoft.co.jp/lumines-es/special.html

ルミネスには特殊ブロック「シャッフルブロック」と「チェインブロック」が存在する。
シャッフルブロックは触れている全てのブロックの色をランダムで変化させ、チェインブロックは繋がっている同じ色のブロックを正方形にしなくても消すことが出来る。

たまに出てくるこの特殊ブロックのうち「チェインブロック」を使って連鎖を狙うのが一番やりやすい。

消すブロックがないからといって、ただただその辺にブロックを適当に落としていてはいけない。
消すブロックをがないのなら、チェインブロックが来るまでこのような感じで同じ色のブロックの道を作っておこう。
左上の赤い枠で囲んでいるのがチェインブロックである。

チェインブロックは同じ色の繋がっているブロックを消すことが出来る。
つまり、このチェインブロックは赤だから、以下のように赤ブロック同士がつながるように落とす。
すると導火線のようにつながった赤ブロックを一気に消すことが出来るのである。

と、ここまで偉そうに語ってきたが、これ全て、公式サイトのプレイ動画のテクニックをそのまま紹介しただけだ。
詳しくはWebでチェック。

ゲームモード

こちらがメインメニュー。
起動すると勝手にインターネットに繋いで、情報を取得する。
左側にはフレンドのスコアが表示されるようになっているが、フレンドが少なすぎて一人しか表示されていない。
なんとリアルだけでなく、ゲームでもフレンドが少ないという部分については目をつぶっていただきたい。

MASTER

難易度の高いモード。
レベルは5段階あって、上にいくほど落下速度が早い。
色々な特殊能力が使えないプロモード。

DUEL

アドホックを使って近くにいる友達を対戦するモード。
僕のような集まってVitaで遊ぶ友達がいない人には何の役にも立たないモード。
なぜオンライン対戦がないのか。
オンライン環境を用意するのにお金がかかってこのような自体が発生するのであれば、Vitaは早くアドホックパーティーに対応するように。

STOPWATCH

制限時間内に消したブロック数を競うモード。
30秒、60秒、180秒、300秒がある。
こちらも色々な特殊能力が使えない。

PLAYLIST

ここでは手に入れたスキンを使って自分好みのプレイリストを作って遊ぶことが出来る。
詳しくは「スキン」で説明する。

その他の要素

その他にもちょっとしたお楽しみ要素がある。
ゲームをプレイすると手に入る経験値によってユーザーのレベルが上がっていき、それに応じて「アバター」と「スキン」がアンロックされていく。

アバター

ゲーム画面の左側に変な絵が表示されていたのに気づいただろうか。
実はこれ、アバターを言って、タッチすると特殊能力を使うことが出来る。
ゲームで獲得した経験値によってレベルが上がると、このアバターが増えていく。

スキン

スキンと言うのはコンドームのオシャレな呼び方のことではない。
ブロックの種類とBGMのことだ。

デモをプレイしていると分かると思うが、BGMが終わると勝手に次のBGMになり、ブロックの見た目も合わせて変化する。
このスキンもゲームで獲得した経験値によって種類が増えていくので、自分で好きなプレイリストを作って遊ぶことも出来るし、スキンを最初から最後まで順番に流す通常モードで遊んでもいい。

WORLD BLOCK

ルミネス唯一のオンライン機能がこの残念な「WORLD BLOCK」だ。
オンライン上にあるでかいブロックを、世界中のみんなで消していこうというモードなのだが、要は起動時に消したブロック数をオンライン上に送信しており、それを集計しているだけなのだ。

しかも残念なことに、このでかいブロック。
発売したばかりということもあって、あっという間に消されてしまう
ブロックはもうちょっと大きくしてもいいんじゃないかなあ…
というか、取ってつけたようなこんなモードよりもオンライン対戦がほしいよ!

総合

評価:★★★★☆ 4点

PSVitaで何もやるソフトなくて砂になってしまうんじゃないかと心配しているのならまずデモをプレイしてみよう。
最初は難しくて訳がわからないかもしれないが、慣れてくると気持よくて気持よくて癖になってくるはずだ。

ちなみにデモの難易度は高く設定してあり、長くは遊べないようになっている(3つ目のスキンでは途中で強制終了)。
製品版では難易度がもっと低く、普通にプレイしても1時間前後は遊べるので安心してほしい。

ゲームは文句無しに楽しいし、用意されているBGMはどれも素晴らしいし、文句のつけようがない。
しかし、オンライン対戦がないのは痛い。
今時、友達同士集まって対戦するなんてことは大学生か専門学校生ぐらいのものだし、オンライン環境を用意するのが難しいのであれば何のために今までPSPがアドホックパーティーに対応していたのかソニーの方々には考えていただきたいものである。

オンライン意外で残念なのは、背面タッチを使った機能である。
アバターをタッチすることで使える特殊能力だが、一度使うとチャージが必要になる。
そのチャージの時間を背面タッチを連打することで短縮することが出来るわけだが、ハイスコアを狙うにはこの背面タッチが切っても切れない関係になるわけで、ゲームプレイ中は常に背面を連打することになる

正直言って、なんでもかんでもVitaの機能を無理矢理使おうとするな。
そして、背面タッチを使ったゲームに面白いものは一つもないことに気がついてほしい。
そもそもVitaには背面タッチ自体いらなかったのだ。
かつてない新しい機能を取り入れたかったのは分かるが、完全に滑っている。

というわけで、Vita機能を無理矢理使ったことでルミネスの面白さは1点減点という結果となった。
アップデートでこの背面タッチ機能が省かれることを心から願います。

  • まそっぷ

    > 正直言って、なんでもかんでもVitaの機能を無理矢理使おうとするな。
    これはDSでもありましたね。誰得タッチ機能をつけたものの誰も使わないという…。
    まだゲーム内容に影響がなかったからマシでしたが。

  • DSも発売当初は何でもかんでもタッチパネル使わせようとして逆に不便になってましたよね…
    Vitaもメニュー選択にタッチを使えるのは便利なんですが(でもタッチのみでしか操作出来ないものがほとんどで現状不便ですが)、ゲームの根本に影響してくるような使い方はしないでほしいものです。