id Softwareの最新作!PS3/XBOX360「RAGE(レイジ)」レビュー

「DOOM」や「Quake」シリーズを手がけたid Softwareの最新作「RAGE」。
本作は、「id Tech 5」というエンジンを使用しており、メガテクスチャテクノロジーによるハイレベルなグラフィックを実現させつつ、60フレームでぬるぬると動きますが、テクスチャーの貼り遅れが若干目立ちます。

インストール容量は全部で22GBもあり、XBOX360版ではディスク3枚組(3枚目はマルチプレイ用)となっています。
全てインストールする必要はなく、インストールした1枚目がをクリアしたら消し、2枚目をインストールするといったことが可能なのでで、HDD容量に余裕がない方でも大丈夫です。

ストーリー

20XX年 – 地球は小惑星の直撃により、46億年に及ぶ歴史の終末を迎えようとしていた。
衝突による氷河期の到来を予期した人類は、選ばれし者を地中の奥深くで眠らせ、来るべき日に地上へと浮上し、地球と文明を再建する担い手となるプロジェクトを秘密裏に実行した。

しかしプロジェクトは計画通りにはいかなかった。想定していたよりも多くの人類が生き残り、それらは、市民、盗賊、ミュータントなど、各々が無秩序な世界を形成していた。

貴方はそんな混沌の世界に突如舞い降りた”選ばれし過去からの生存者”。
人類の未来を解放できるのは、もう貴方しかいない……。(公式より)

Fallout3+Borderlandsみたいな感じ

そんなわけで、舞台は崩壊した地球
Fallout3を思わせるような、廃墟となった都市が舞台です。
Fallout3で廃墟を探索して、素材を集めたり、ガラクタを集めて売ったりするのが好きだった方なら、RAGEもきっと楽しめると思いますよ。

基本的にゲーム内容は、クエストクリア型
依頼者からクエストを受け、クリアすることで報酬が手に入ります。
サブクエストでお金を貯めて戦闘に備え、メインクエストでストーリーを進めていくといった感じです。

街の様々な人々からクエストを受けることが出来ます。

あ、可愛い!

特に派手な演出もなく、メインクエストを淡々とクリアしていくことでストーリーが進んでいくので、少々盛り上がりに欠けています…
一人ぼっちのBorderlandsのような感じですね。

しかし、ロケーションの作り込みがしっかりしていることもあって、作業感を感じることはさほどありません。ちょっと飽きてきたかなと思っても、時間を置くとまたやりたくなってきます(笑)

フィールド移動は車で!

RAGEはオープンワールドですが、フィールドが広大なため車で移動します(もちろん徒歩でも移動出来ますが、生きて帰ってくることは出来ないでしょう…)。
しかし、フィールドには盗賊どもがうろついているため、しっかり準備しないと攻撃を受けて車が破壊されかねません。

車はアップグレードが可能で、ホイールやら武器やら色々用意されています。
敵からの攻撃から車を守るシールドなんかのアイテムも売られているので、大量に購入しておきましょう。
逆に言うと、アップグレードをしなくてもシールドアイテムがあればガン無視出来るので、あまり車をアップグレードする必要がないようにも感じます…

車のアップグレード部品は通常のお金では購入することが出来ません。
街で行われているレースに勝利することで得られる、車専用のお金でのみ購入可能です。

そうなの、ちょっとめんどくさいの…
FPSを求めている人にとっては、これが結構だるかったりします。

タイムアタックやら、武器の使用が可能なむちゃくちゃなレースなど、色々と用意されていますよ。
やらないでも余裕でストーリーは進められるから安心してね(笑)

クエストをクリアしよう!

車で目的地に着いたら、さっそく潜入。
クエストクリアを目指しましょう。
道中、落ちているアイテムや素材にも目を光らせておきましょう。

武器は特に種類が多いというわけではなく、変わったものと言えばクロスボウでしょうか。
武器によって効果の違う弾が用意されているので、戦況に合わせて使い分けましょう。

例えばクロスボウですが、敵の神経細胞を乗っ取って操る矢なんてものがあり、敵に仲間を巻き込んで自爆させるなんてことが出来ちゃったりします。

なんか、エイブアゴーゴーを思い出す(笑)

ノーマルでもちょっとしくじると、意外とあっさりやられます。
でも大丈夫!アーマーに用意されている蘇生機能が働いて、数回はその場で生き返ることが出来ますよ!

アーマーのチャージが必要なので(一定時間で回復します。結構時間かかります。)、チャージされていない状態で死ぬとゲームオーバーですが…

素材を集めて、作ってあそぼ!

道中、集めた素材を使って、手に入れりショップで買った設計図を元に戦闘に役立つ様々なアイテムを作り出すことが出来ちゃいます。

今回は敵が多くてどうしようもないときに、頼もしい力になってくれるセントリーロボットを作ってみよう!ねぇ、ゴロリ?

できたー!
こんな感じで色々作れるよ。

感想

評価:★★★☆☆ 3点

Fallout3のように、廃墟を探索するのが好きな人には楽しめると思いますが、Fallout3ほどの自由度はないので、あまり期待しすぎないように(クリア後によくよく振り返ってみると、一本道だったような印象があります)。
基本的に移動は道路上のみで、道路沿いにある建設物に入るとステージが用意されているといった感じになっています。

また、本作はクエストクリア型になっており、依頼人からクエストを受け、クリアしていくことでストーリーが進んでいきます。
一人でBorderlandsをやっている感じです。
しかし、Borderlandsのようにキャラクターのスキルやレベルなどもないため、RPG要素はかなり弱いと思います。

高度なグラフィックと、ぬるぬる動くパフォーマンスには驚かされますが、テクスチャーの貼り遅れが目立ってしまうのも少々残念です。

しかし、集めた素材を使って戦闘に役立つグッズを作り出したり、敵の神経細胞を乗っ取る弾などのユニークな発想はとても楽しく、やっていることは単調に感じるのになかなか飽きません。
日本語吹き替えによるローカライズも親切です。

決して悪いゲームではありませんが、全体的に「盛り上がりに欠ける」といった印象です。ほとんど記憶に残るキャラクターもイベントもありません。
ラストステージからエンディングまで、もっと派手な演出や盛り上がりがあれば評価は違って来たかも…
ほとんどの人が「え?これで終わり?」という感想を持つと思います。