GoogleがFacebookに挑戦状。GoogleのSNS「Google+」を使ってみたよ。

GoogleがついにFacebookに攻撃を開始した。

Googleが立ち上げたSNS「Google+」は現在まだテスト段階、既に利用しているユーザーからの招待でしか利用することは出来ないが、既にかなりの人数を取り込んだ模様。お友達が招待をくれたので、僕もさっそくここ数日使ってみた。感想は「隙が……ねぇ……(ごくり)」。

Google+の一番の特徴、「サークル」

Google+はFacebookとかなり類似している。
デザインやレイアウトもそうだし、使い方も基本的にはFacebookと同じ。
ユーザー同士の「共有」がテーマになっているわけです。

しかし、Google+がFacebookと決定的に違うのは、「サークル」という機能。

Google+の「サークル」、Facebookの「リスト」

「サークル」とはFacebookで言うところの友達のリスト分けのこと。
下の画像がFacebookの「友達リスト」
このように自分で友達をリスト分けしておくことが出来る。

Google+の「サークル」もこれと同じなのですが、UIが優れていて直感的で分かりやすい。
ドラッグ&ドロップでユーザーをサークルにポイポイ追加出来ます。

サークルを使って共有範囲を指定

で、サークルに追加して、そのサークルをどうやって使っていくのかと言うと…
例えば、AさんとBさんCさんがいて、それぞれ以下のようにサークルに入れたとします。

Aさん「友だち」
Bさん「友だち」「ゲーム」
Cさん「同僚」「ゲーム」

投稿する際、共有範囲を「友だち」を指定すればAさんBさんのみに。
「ゲーム」を指定すればBさんCさんのみに。
「同僚」を指定すればCさんのみに、投稿が見える状態になります。

また、「あなたのサークル(全員)」「友だちの友だちサークル」などの指定も用意されています。
もちろん、サークルはいくつでも作れるので、自由に分類できます。

Facebookでも同じことは出来るけど面倒

先ほども書きましたが、これって実はFacebookでも同じことが出来るんですよね。
ただ、そこまでのステップがFacebookではちょっと面倒。
投稿範囲を指定する場合、「カスタマイズ>[次の人に公開する]特定の人>グループ名を入力」とステップが長いのでちょっと苦痛です。

Google+にはフレンド登録をいう概念がない?

また、Google+にはmixiやFacebookと違って「フレンド登録」という概念がなく、「サークルに入れる=フォロー」みたいなTwitterのようなノリです。
自分のサークルに追加することで、その人の投稿を見られるようになります。

正し、相手があなたをサークルに入れていなかった場合(投稿の共有範囲が「一般公開」になっていない限り)、あなたに投稿は表示されませんので、ご注意を。
相互フォローすることによって初めて、フレンドになれるわけですね。
そんなわけで、最初はちょっと混乱しちゃうかもしれません。

Googleの他サービスとの連携

Google+の特徴は何と言っても、Googleの他サービスとの連携。
写真や動画をアップロードするとPicasaにアップされます(動画はYouTubeにアップされるかと思ったらPicasaだった…)。

また、ヘッダー部分やデザインを統一することで、今までそれぞれのサービスが別々に存在していた印象だった複数のサービスが、なんだかひとつにまとまったような印象を受けました。今後もっと統一されて、同期していきそうな印象。

そして「+1」ボタンです。
今まで「いいね!」ボタンのブームに乗っかっただけにしか思えなかったこのボタンですが、Google+の登場でそうも言ってられなくなりそう。まだ押しても自分のプロフィールページに表示されるだけですが、これが検索結果に影響してきたり、Google+で何かしらのアクションが起こったら化けそう。

Googleの強みはなんと言っても、世界一の検索エンジンです。
検索結果一覧ページに既に「+1」ボタンは現れています。
そこにこんなに堂々と表れてしまったら無視も出来ないでしょう…

Google+はGoogleの提供する一つのサービスにとどまらず、Google自体をより便利にするためのプロジェクトに感じますね(キリッ)。

Google+とFacebookの「ビデオチャット」

Google+では、ヘッドセットとWebカメラがあれば(ヘッドセットだけで音声通話ももちろん可能)友達とビデオチャットを楽しむことが出来ます。そんなわけで、Facebookも負けていられないと、Skypeと協力してビデオチャットを設置しました。

どちらもプラグインをインストールするだけで簡単にこの機能を使うことが出来るようになりますが、Skypeでは複数人のビデオチャットは有料になっているため、Facebookでは1対1まで。
しかしGoogle+ではいきなり最大10人まで無料と、Google本気だな…

Facebookは画面上にボタンが表示されているので、気軽にビデオチャット。
Google+はガッツリといった感じでしょうか。

ここでもGoogle+の「サークル」が活躍します。
ビデオチャットを開始すると、「今、ビデオチャットをしてますよ」という投稿をすることが出来るのですが、この投稿の共有範囲も決めることが出来るので、「いつもの仲良しグループ」的なサークルをあらかじめ用意しておけば、入ってきたら気まづくなるような人に知られずにすみます。

地元の友達とのビデオチャットに会社関係の人が間違って紛れ込んでしまったら困りますもんね(笑)
というわけで、その投稿を見て、サークルの友達がどんどんビデオチャットに途中参加してくるというわけです。

そしてGoogle+のビデオチャットにはYouTube機能がついています。
「ちょっとこの動画見てくれよHAHA!」と、YouTubeの動画を選択すれば、ビデオチャットのメンバー全員にその動画を流すことも出来ちゃったりします。

Sparksって何だ?

Google+には「Sparks」という機能がついている。
このSparks、気になるキーワードを入れて検索すると「あなたが興味を持っていることに関するコンテンツをウェブ全体からお届けし、友だちと会話を開始できるようにします。」とGoogleは説明しているんだけど、通常の検索結果とは異なっているし、一体どういうルールで表示しているのかちょっと謎。

Facebookの「ハイライト」のように、Google独自のアルゴリズムによって、そのユーザーが興味を持ちそうな検索結果を出しているのかな…?もしかしたら「+1」ボタンと関係しているとか…?

ここで出てきた検索結果はすぐに「共有」出来るようになっているので、話題作りにいいかもね。

個人的な感想

今までずっと「Facebook!Facebook!」言ってたんですが、Google+の登場で僕は一気にGoogle+派になってしまいました…
友達からも「あれだけ散々Facebook!Facebook!騒いでたのにこの手のひら返し方…」と言われてしまうほどです。てへぺろ(・ω<)☆ Google+はシンプルで見やすくて分かりやすい!UIも直感的で文句なしです。 Google+を知ってしまった今、Facebookはなんかごちゃごちゃしてるなとか、ページ構成分かりにくいなとか、粗が目立ってしまうほどです。

今まで愛していたはずの男が、新たに登場した完璧なイケメンによって粗が目立ち始め、そして浮気してしまい、最終的に最初の彼氏に別れを告げる……
ま、恋愛したことねーから知らねーけど、そんな気持ちなわけです。

Google+のスマートフォンアプリもAndroid版は既に公開されているそうで、撮った写真をすぐにPicasaへアップするみたいな機能があるようですよ。
iPhoneアプリは現在申請中の段階(7月9日現在)、早く公開されるといいですね!
いやぁ、Google+のおかげでAndroidが欲しくなってしまいましたよ(笑)

FacebookはGoogle+にユーザーを取られまいと、情報がインポートされるのをあの手この手で防いでいるようです。
それはそれでどうなの?って感じですが(笑)
これからも戦いは激化していくでしょう。果たしてどちらが勝つのか、目が離せません!