返り血びっしゃり浴びようぜ!PS3/XBOX360「Dragon Age: Origins(ドラゴンエイジ:オリジンズ)」レビュー

あまりに膨大なテキスト量から、ローカライズはほぼ不可能とされていた本作。
海外での発売から一年後、ようやくスパイクによってローカライズされました。

スパイクすごすぎだろ……。
本作はマスエフェクトやバルダーズゲートを手がけるBioWareのガチガチのファンタジーRPGです。
マスエフェクト同様、プレイヤーの選択肢次第で展開が変わるというシステムが本作でも生かされています。

キャラクターカスタマイズ

最初にプレイヤーは、主人公となるキャラクターをカスタマイズすることになります。
性別、種族(人間・エルフ・ドワーフ)、クラス(戦士・魔術師・ローグ)の組み合わせ次第で「生まれ」が変化します。

選んだ「生まれ」によってゲームの冒頭の物語が違います。
例えば人間だったら貴族の立場からストーリーが始まり、エルフだったらその貴族に奴隷のように扱われている立場から始まったり。

豊富な顔パーツで、お好みの顔を作りましょう。
ゲーム中に現れる顔アイコンや、声までもカスタマイズ出来ます。

この写真は人間の男。
このゲームには恋愛要素もあり、男を選べば当然恋愛対象は女。
女を選べば恋愛対象は男になります。
聞いた話によると女を選んだ場合でも恋愛出来る女がいるのだとか、まじかよ……ごくり。

これはエルフの女の子を作った例です。
でもやっぱり、普段から孤独な生活をしているだけあって女の子と恋愛がしたい気持ちが捨てきれないので今回は人間♂の戦士でスタート。

装備・スキル・メニュー周り

PC版をプレイしている人から言わせると、コンシューマー版では操作がやりにくいじゃん!とのこと。
しかし、ストレスなく遊べるようメニュー周りがよく考えられているのでご安心を。

LTを引くことによって現れる円形状のメニューから様々な操作が出来るようになっています。
このメニューを引いている間は時間が止まるので、じっくり作戦を練るのも良いでしょう。

この手のゲームは装備品に色々な要素が絡んで、面倒だったり分け分からなくなったりするのですがドラゴンエイジは結構シンプル。
武器も両手に持たせたら二刀流、うん、すごく分かりやすい。
ただ装備品には疲労度というものがあり、重そうな装備をさせるとキャラクターに疲労度がかかったりします。
疲労度がかかると、スタミナ(要はMPのようなものです)の回復速度が遅くなったりします。

スキルはキャラクターによってですが、戦士の場合3レベル毎に新たなスキルを覚えることができます。
薬草学を取得してアイテムから薬を作り出したり、話術で会話を円滑に進められるようにしたり。

冒険開始!

こちらが最初にたどり着く街です。
マスエフェクト2と比べてしまうと、グラフィックは劣るものの、いやはやそれでも美しい……
BGMがこれまた良くて、ロードオブザリングのような「うわー、超ファンタジーじゃん」って感じのBGMが流れています。

ドラゴンエイジもオープンワールドなのかと思っている方も多いかと思いますが、違いました。
街の門に近づいたら、そこから一気にダンジョンに移動、みたいな感じです。
それらの道中で軽いサブクエストが発生するみたいな。

なので、Fallout3のような「はい、じゃあ好きなとこ行ってねー」みたいなことはないので、そういうのが苦手な人にはピッタリかもしれません。
最近の海外ゲームはオープンワールドが主流なので、久しぶりにこういうのやりました。
これはこれで新鮮でいいですね(笑)

道中では様々な仲間が出来ます。
このゲーム、操作するのが主人公だけなんてことはありません。

LB、RBで素早く操作キャラクターを変更することができるので、戦略性抜群なのです。
仲間のスキルを生かして戦闘をうまく切り抜けましょう。

こちらが序盤のステージ。
うわ、絶対ここ何かいる……

戦闘はセイクリッド2のような、MMOタイプです。
つまりは、ボタンを押しているだけで同じ動きでガキーンガキーンって斬りつけるタイプですね。
僕自身こういうMMOタイプの戦闘はあまり好きではないんですが、豊富なスキルがあるからなのかあまり気になりませんでした。

とにかくテンポが良く、バンバン戦闘してどんどんとダンジョンを進んでいく感覚が結構気持ちが良いです。
戦闘がMMOタイプというだけで、MMOにありがちな作業感は一切ないのでご安心を(笑)

戦闘後は返り血だらけの状態のまま会話スタート。
ドラゴンエイジファンから言わせると、これがいいんだとか(笑)

最後に

ずっと気になっていたんですが、戦闘がMMOタイプということで買うかかなり迷った本作。
しかし初めてみると、ストーリーがとてもしっかりしているので戦闘のことなんか気にしていたのが馬鹿みたい。
ほんと、ファンタジー映画の超大作を見ているような感じで、純粋にストーリーを楽しめます。

会話のバリエーションがとにかく豊富で(マスエフェクト2よりも豊富な印象)、面白い。
選択肢次第で展開が変わっていくとか、BioWareほんとよくやるよ。大変だろうなあ……

日本版は海外で配信された6つのDLCがディスク2としてついてくるので、これはかなりお得なのでは!?
ファンタジー好きなら間違いなく買いの一本です!

リンク:Dragon Age: Origins 公式サイト