PS3/XBOX360「北斗無双」ひでぶー(レビュー)

なんだかんだネットで結構叩かれていた北斗無双。
50万本も気合いを入れて出荷されていたので、「ワゴン行ったら買うかあ」とか思ってたけど、結局我慢出来ずに買ってしまいました。結局、売り上げもなかなかよかったようです。

ノーモアヒーローズが発売するまでの暇つぶしになればいいなーってぐらいで始めたのですが、
気がついたらもう20時間以上プレイしてしまっていました。

ネットで叩かれているように、やっぱりケンシロウの動きはかなりもっさりしているし、悪い点を上げれば結構出てくるんですが、昔の無双のような爽快感が戻って来た印象でした。

僕が初めてやった無双は2で、こんなに面白いゲームに出会ったのは始めてだと感動したものです。
それがいつしかどんどん出るうちに爽快感はどこへやら、欠点ばかり増えていく一方で、とうとう無双からは4で卒業してしまったのですが、北斗無双、これはなかなかいい仕事したぞコーエー。

北斗無双には伝説編幻闘編の二種類が用意されています。
伝説編はストーリーを追っていく、北斗無双ならではのモードで、幻闘編が今までの無双です。
伝説編と幻闘編のキャラクターステータスはもちろん同じものなので、
敵が大量に出る幻闘編でステータスを上げてから伝説編をやったりすると結構スムーズかも。

お、これはいいぞ!と思ったところ

キャラの成長方法が分かりやすい!

以前の無双ではマップ上に配置されているパワーアップアイテムを取ったり、敵大将を倒してパワーアップアイテムを取ったりと、キャラクターのステータスを上げるために同じ作業を何度も繰り返すといったことになりがちでしたが、北斗無双では倒した敵からゲット出来るカルマポイントをためて、そのカルマポイントを使って、下の写真のように自由に上げたい能力を選んで上げていくことが出来るようになりました。

完全オリジナルシステム!

※最初は「?」になって隠れていて、次々何がでるかなー?ってめくっていく感じです。

必殺技(無双乱舞)が複数の中から自由に選べる!

今までの無双では必殺技は基本的に一種類でした。
でも北斗無双では複数ある技の中から好きなものを4つ選んで、十字キーで自由に使いたい技を切り替え可能。
シンなどは自分を回復する技なんてのもあります。

挑発システム最高!?

北斗無双には敵に挑発する、挑発システムが搭載されました。
どんなものかというと、敵がバラバラに散らばっているといちいち移動して倒すが面倒!
そんなときに挑発をすると…

バラバラに散らばっていた敵が…

一斉にジャンプしてきて、一カ所にまとまります!(火炎瓶とか投げてくるけどね…)

これを使えば一気に大技を大量の敵に浴びせることが出来るのです!
これはなんとも素晴らしいシステム!最近の無双に見られたイライラもこれで解消です!
昔の無双は最初からまとまって攻めて来てたから爽快感あったんだけどね…

これはないでしょ…と思ったところ(目立った欠)

ケンシロウなどのキャラ(北斗タイプ)の動きが重すぎる

動画を見るだけで分かるかと思いますが、ケンシロウ系の北斗タイプのキャラは動きがもの凄く重い!
ドンッ……ドンッ……ドンドンッ……

そして何よりイライラするのが、攻撃が一通り終わったところで構え直す動きが入るのですが(今までの無双でもありました)、それがちょっと長すぎやしませんか…?
体感では1秒から2秒の間がある気がするのですが、その間に敵に攻撃されてすごくイライラ。

トキに限っては攻撃が終わったあとに咳き込む動きが入り、これがケンシロウよりも長いんじゃないかってぐらい。
毒沼のようなものが出てくるステージがあるのですが、毒沼に入り込んだときに咳き込みはじめて、
そのまま死亡なんてこともありました…

しかし、ご安心下さい。ある程度改善することが出来ます!

それはケンシロウの「疾風の体技」というスキル。
このスキルを取得することによって技を途中でキャンセルして回避アクションにつなげることが出来ます。
これを取得すればストレスもある程度減って結構面白くなってきますよ。
トキに限っては、そもそも回避がない……?

ステージ数が……

ステージ数はかなり少なく感じます。
全部同じようなステージだからそう感じるのかもしれませんが、なーんか毎回同じステージやっているような気がして……
まぁ、北斗の拳のストーリー上、いきなり緑満載の森なんか出すわけにはいかないので仕方ないことなのですが、もうちょっとステージを差別化する何かがあればよかったかな。

結構長持ちしそうだわ!は、罠…?

ケンシロウの伝説編は全部で14話。
しかし、ステータスを上げたりなんかしている間に10時間ぐらいは経過してたかも。
これで合計8人もキャラいるんだから、全部クリアーするまでにどれだけ時間かかるんだ!?と、わくわくしていたわけですが…
なんと他のキャラクターは7話とか、ひどいのだと3話とかで終了……
じゃあ幻闘編は!?と思うと、どのキャラでも大体3から4ステージで終了です。

ケンシロウだけ力を入れて、あとはなんか適当にやった感じがしてならない……
ステージもケンシロウとまったく同じステージを、ほとんど同じ目的のために進める……
うーん、もうちょっとでプレイ時間は30時間を越えるけど、そろそろ全キャラ終わりそうだ。

で、結局どうなの?

ここまで北斗の拳のアニメ版の人と声優が違うとか、原作と全然戦ってる場所違うじゃんとか、そういうことに一切触れて来ませんでした。

だって、僕、北斗の拳そんなに知らないし!

なので、その辺でがっかりするファンの方もいるのかもしれませんが、北斗無双はゲーム面だけ見れば、目立った欠点を改善すれば非常に面白いんじゃないかと思うだけあって残念な作品。

最近の無双は本当に爽快感はどこへやらで、正直がっかりしていたんですが、北斗無双は昔のあの懐かしい爽快感を少し感じることが出来ました。
無双劣化現象を、この北斗無双でいい方向に変えてくれればと願います。

無双を結構やったことがあって、北斗の拳をそんなに知らず、最近の無双は終わってるなと思っていた方、しばらくまって中古でどうぞ。

無双をやったことがない方は、PS2の「真・三國無双2」がおすすめです!