リア充とベーグルのカンケイ
友達に誘われてラーメン二郎へ。
いくら飲みに誘われても、遊びに誘われても断るお正月でしたが、二郎と言われればすぐ出てきます。
やっぱり二郎はうまい。世界一うまい食べ物だと思う。これ以上おいしいものを食べたことがない。
そんなわけで、ちゃんとメタボリックチャージで脂肪に変換しました。
食べ終わってすぐ帰ろうと思ったのですが、友達が洋服を買いたいと言い出す。
私は洋服ならインターネットで買う時代だと熱弁したのですが、セールだから、着いてくるだけでいいからと言われ、しぶしぶリア充の集まる洋服屋へ。
洋服屋へ入ってすぐに息が苦しくなる。
一歩、歩くごとに体力が1ずつ奪われていく。
店員さんが言う。
「本日大変お安くなっています!どうぞご覧下さい!」と。
どうぞご覧下さいと言われても、何をご覧になったらいいのか分からない。
でも何もしないで突っ立っていると不審者に思われるかもしれないので、必死に洋服を選んでいるふりをした。
50%OFFでも高いじゃないかと思いつつも、お財布と検討しているかのように首をかしげてみたりした。
ずっと一人になるのが怖くて友達について歩いた。
まるで彼女が洋服を選んでいるのを待っているかのような感覚。
なんだか懐かしい感じがしたけど、そこにいるのはただのリア充な男だった。
やっと友達が買い物を終え、店を出るため階段を下りていると変な形のプラスチックケースを見つける。
なんだろうと思って見てみると、ドーナッツやベーグルを持ち歩くためのケースだった。
「ドーナッツなんて持ち歩かないのに変ですよね」と私が言うと、
リア充の友達は「でもベーグルなら分かります」と驚きのコメント。
どうやらリア充はベーグルを持ち歩くらしい。
私はやっぱりこういうところにはどう頑張っても馴染めないだろうなと確信しました。
生まれつき馴染めないと決まっていたのでしょう。
何より私はベーグルを持ち歩きたいと思ったことがないし、これからも思わない。
帰りに友達とこんな話をした。
友「リア充の友達とこの間話していたときのことなのですが」
私「あなたがリア充ではないですか」
友「いえいえ、私もリア充ですが私はリア充実の中でも底辺にいますよ。片足はリア充に浸かっていますが、もう片足はおたくに浸かっているじゃないですか」
私「そうなんですか」
友「話は戻りますが、リア充の友達がこの間ファッション誌を読んでいたんですよ。それで私が流行なんか気にしないで好きなものを着ればいいじゃないかと言うと、そのリア充がこう言うんですよ。『おたくが新作アニメを気にするのと一緒ですよ』ってね」
私「HAHAHAHAHA!」

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